今日は部活の試合がありました。
先輩は、敬うべきものでしょうか?
この問いに、大抵の人は肯定を返すでしょう。
「当たり前だ」と思うのではないでしょうか。
では、
なぜ先輩を敬わなければいけないのでしょうか?
当たり前だ、といえる答えは思いつきますか?
こんなことを直接先輩に聞いたら、
「年長者を敬うのは当然だ」
「常識的に考えればわかることだろう」
と言われてしまうかもしれません。
(そんな言い方で収めようとする先輩はどうかと思いますが)
もちろん、敬う理由は人それぞれでもいいと思うのですが、
小、中、高、大で運動部に所属してきた運動部歴12年の私なりの答えは
「自分が先輩の恩恵を受けているから」です。
運動部を例にしてみましょう。
先輩は、その部で練習している期間が長い分、プレーがうまいです。
その先輩のプレーを見て学ぶのは後輩の特権ですし、
後輩のプレーに対してアドバイスをしてくれることもあります。
後輩を含めた部活全体の雰囲気をまとめ上げ、盛り上げるのは先輩の仕事です。
後輩が悩んでいたら、調子悪そうにしていたら、声をかけて解決策を模索してくれることでしょう。
練習メニューを先輩が考えていることもあるでしょう。
「先輩方のおかげで今の部活がある」
「先輩方のおかげで自分が成長できる」
から敬わなくてはいけないのです。
と、言うより、それを自覚してしまえば
敬わなくてはいけない、のではなく、敬わざるをえない、のです
そして、逆に先輩は敬われるだけの存在でなくてはなりません。
上述のようなことをする義務があります
後輩を「言うことを聞く下僕」として見るなどというのはもちろんもってのほかです。
後輩ひとりひとりを1人の人として尊重し、寄り添い、高みに上る手助けをしなければなりません。
あなたは、先輩を敬っていますか?
敬われるべき先輩になっていますか?
これは、なにも部活に限ったことではありません。
社会に出てからも変わらないのではないでしょうか(私は大学生ですがw)
交友関係にまで拡大して、友人を敬えるような人間でありたいですね。
では、今日はこの辺で。
また、明日。
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